長期で日本から離れる際に必要なものを紹介したいと思います。
実際に世界一周経験があるので、やっておけばよかったと思うことも含めて紹介します。
格安航空会社のフライトをよく使っていたので、目安はバックパック重量7kg以下でした。
スマホやバッテリー等はポケットに入れてバックパックの重さを調整しました。

海外旅行保険(クレジットカード)
保険は一番大事だと思います。
長期で海外にいると、何かしらのアクシデントが起きます。強盗は今までありませんでしたが、スリやパソコンが壊れたり、フライトが遅延して乗り継ぎできない等も保険で補償されます。
転職するタイミングや卒業旅行で世界一周する場合は1か月や3か月ぐらいが限度なので、海外旅行保険はクレジットカードでカバーできます(だいたい90日)。
3か月以上の場合は利用付帯という、3か月経過時点でさらに90日延長できるクレジットカード(リクルートカードやセディナカード)を利用して、半年や1年ぐらいまで保険を適用することができます。
普通に海外旅行保険に加入しようとすると、月2,3万円、年間プランでも15万円ぐらいかかってしまうので、クレジットカードでカバーできれば年会費無料や、長期でも年会費2,3万円もあれば安心して旅行できます。
エムアイカードゴールドでは5500円で90日の利用付帯で保険延長と、後述のプライオリティパスでは使えない羽田で空港ラウンジ(TIATラウンジ)に入れます。
プライオリティパス(空港ラウンジ)
世界一周ではそれなりに飛行機に乗ることが必要になります。その際に、空港ラウンジに入ることができれば乗り継ぎでシャワーや、食べ物、お酒等が無料で楽しめます。
特に乗り継ぎ便で3時間~23時間といった長い待ち時間に活躍します。
現地の料理もあったりするので、旅行中で食べなかった、知らなかった料理もラウンジで楽しむことができてお得です。
住所の海外転出(1年以上のみ)
非居住者になると税金や健康保険がかからなくなります。
ATM手数料がかからないクレカの作成
いろんな国を回るので、基本的にはクレジットカードで決済をすると余計なコインがたまらなくていいです。しかし、支払いが現金だけの国も多く、何度もATMで1回220円+現地のATM手数料(300円~900円ぐらい)がとられるのはかなりの痛手になります。
日本からドルで現金を持ち歩くことをおすすめしているサイトも多くありますが、30万円や50万円分の現金を持ち歩きながら、タクシーやバス、ホステル等を使いながら楽しく旅行できるメンタルを持ってる方は多くないと思います。
現金は盗難にあっても旅行保険の対象外です。
ドルで現金を持つのは数万円分程度に留めて、現地でこまめに手数料無料のクレジットカードでおろすのが賢明です。
予備のスマホ
安いものでもいいので、SIMフリーのスマホを予備で持っていくことをおすすめします。
壊れたり、盗まれたり、そんな時に連絡手段がなくなるのはとても危険です。
特に夜や、外でスマホがなくなると地図が見れなくなり、大きな荷物を持ちながら外国で迷子になると翻訳アプリも使えずに大変危険です。流しのタクシーもかなり危ないです。
iPhone SEやXiaomiのスマホであれば2~5万円程度で買えるので、予備スマホの準備を強くおすすめします。
世界一周用のSIMカード
新しい国に入ると通信手段が空港のWifiや陸路ならイミグレーションでfree Wifiが使える可能性があります。
ただし、途上国ではfree wifiがないこともあり、あったとしてもつながらない可能性が高いです。
空港やバスターミナルにいるタクシーはぼったくりも多いのと現金払い、さらに行き先がうまく伝えられない等のトラブルもあります。
せっかく旅行に来たのに最初から嫌な気分になる可能性がある状況を作るのは得策ではありません。
通信環境は必須といっても過言ではありません。
おすすめはタイのsim2flyです。年間1万円ちょっとで15GB使えます。動画さえ見なければ、十分問題ない容量です。
パスポートケース
雨やアクシデントで濡れます。軽く湿っているぐらいなら使えるのですが、思いっきり濡れてスタンプがにじむレベルになると残念ですが再発行になります。
現地の大使館で1週間ぐらいはかかるのと、たいていは日本国大使館は首都にあるので僻地にいるととんでもない時間と首都滞在のホテル代等、再発行で15000円前後のコストがかかります。飛行機を予約済み等も、安いチケットは払い戻せないのでパスポートが濡れると予定が崩れて大変です。
ジップロックでも構わないので、パスポートを守りましょう。
速乾タオル
ホステルに泊る方はたいてい持ち歩いているかもしれません。ホテルに泊まる方も、速乾タオルはおすすめです。
飛行機やバスではなぜかありえないほど寒い冷房設定になっていたりしますので、ブランケットのように使ったりできます。
速乾タオルであれば軽いので、1枚は持っておきましょう。
ビーチサンダル
数百円でどこでも買えます。ホテルやホステルのシャワー、ちょっとした時にすぐ履けるのでおすすめです。長期フライトの際も便利です。壊れたらすぐ買える程度のものですが、ないと困るものです。
スープジャー
地味ですが個人的には必須アイテムです。
冷たい水や、ちょっとした食べ物を保存できます。
水筒でもいいのですが、口が広いので手で中まで洗えるのが衛生的です。観光地価格の水を買うのが苦痛なので、飲み物は持ち歩いた方がいいと思います。
また、スープジャーであればパスタを入れて熱湯で10分ぐらい待つだけでパスタができます。ちょっと野菜とハムでもいれて塩こしょうでもかければ立派な食事になるので、後述する電熱棒と一緒に持ちあるけば節約にもなります。
特に、キッチンのないところで活躍します。
電熱棒
コンセントに挿すとすぐに発熱してお湯が沸かせます。コーヒーを飲んだり、インスタントラーメンやパスタを作ったり、スープジャーに野菜を入れれば茹で野菜が作れたりと、節約や野菜不足になりがちな旅の救世主になります。
ダブルクリップ
調味料や粉洗剤を買ったときに、そのままダブルクリップで留めて持ち運びができます。食べかけのスナック菓子等にも使えて軽いので便利です。
100均で十分です。
ジップロックやチャック付きポリ袋
食べきれないパンや、防水としてパスポート、ちょっとした書類や小銭を入れるのにとても活躍します。
治安の悪い国では財布を持ちたくないので、コインは小さいポリ袋に入れて、お札はそのままポケットに入れたりしました。
ダイソーやキャンドゥでいろんなサイズが入っているものが売っているので、それで十分でした。
コンセントの変換機
ヨーロッパではCタイプのコンセントしかなく、これがないと詰みます。
香港でもBFタイプといった無駄にごついスタイルのコンセントなので、一式持っていた方がいいです。
Cタイプはダイソーでも買えます。
パスポートのコピーと顔写真
意外と忘れがちですが、パスポート本体を持ち歩くと危険な場合にコピーだけ持ち歩くことをおすすめします。
だいたいの国は、外国人は身分証の携帯が義務だったりします。が、常にパスポート原本を持ち歩くのは怖すぎるので、コピーで代用します。基本的にはコピーさえあれば大丈夫です。
顔写真は特にビザの取得に必要になります。いろんな国を巡る場合は顔写真は複数持っていくと、現地で手間取らないです。ビザ申請の近くで写真が撮れるところは高かったり、なぜか写真を撮る場所がない場合があります。
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